こんにちは!コーポレートコミュニケーション部の森です。
河野製作所では、勤務時間の30%を通常業務ではないプロジェクトに充てるという企業文化があります。そうすることで社員のチャレンジ精神を育みながら、技術開発型ベンチャー企業として新製品の開発など、様々な取り組みを行っています。
そんな取り組みの1つとして今回ご紹介したいのが、「新工場プロジェクト」。
新工場プロジェクトは、当社のつくば工場の増築を目的として発足したプロジェクトです。
とはいっても既存の建物と同じように増築するのではなく、建物・景観のデザインを一から考える一大プロジェクト。来年中の着工にむけ、現在は着々と準備が進められています。準備段階から施工中の様子、完成の姿まで、考えただけでも本プロジェクトにはお伝えしたいことが盛りだくさん!・・・ということで、この新工場プロジェクトについて、今後定期的にお伝えしていきたいと思います。
新工場プロジェクトのこれまで
第1回となる今回は、新工場プロジェクトのこれまでについてご紹介します。
技術開発型ベンチャー企業である当社では、「年に2つ以上の新製品を上市する」「直近10年に市場に投入した新製品で売上高の50%を占める」「新製品を立ち上げられる人材を育成する」という3つのビジョンを掲げています。
このビジョンを達成するため、さらなる生産能力の増強、通常業務以外の業務を行う場所の確保を行うべく、新工場の増設が決定しました。
プロジェクト発足当初はどうしても既存のつくば工場のイメージから離れることができませんでしたが、代表に相談すると「そうじゃないんだよね。」・・・と。当社のビジョンを達成するための新たな拠点として代表が思い描いていたのは、この先10年、20年、世界でも通用するオープンイノベーションの場となるような、新しいイメージの工場。
そんな折にご縁があったのが、街づくりやプレイスメイキングで活躍されている筑波大学芸術系准教授の渡 和由先生。本プロジェクトについてご紹介したところ興味を示して下さり、学生さんも巻き込んだ、筑波大学との共同プロジェクトとして進めることになりました。
専門家の豊富な知識・経験に基づいた発想はわたしたちにとってとても新鮮なものでした。また、先生や学生の方も工場のデザインは初めてということで、わたしたちからお話をさせて頂くことも。お互いの知識・想いの相乗効果でプロジェクトは今まで以上に盛り上がり、みるみるうちに素敵な構想案ができあがりました。
現在はコンセプトに基づき、内装やガーデン部分について筑波大学の方をはじめとした協力会社の皆さんと一緒に検討中。既にたくさんの素敵なアイデアが飛び交っており、どんな内容になるのか、今からとてもわくわくしています。
次回以降は、新工場完成までの様子に加え、プロジェクトメンバーや筑波大学の方など協力会社の皆さんについてもご紹介していきたいと思っておりますので、ぜひお楽しみに!
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