社員のこどもたちが工場にやってきた! ―久しぶりのこども工場見学レポート―

こんにちは。コーポレートコミュニケーション部の田中です。
先日、4年ぶりにこども工場見学を本社工場とつくば工場で開催したので、その様子を紹介します。

参加者は工場で働く社員のこどもたちと、その同級生。
こども工場見学には、社員のこどもたちがお父さん、お母さんの働いている姿を見ることで、社員の家族にも会社のことを理解してもらい、より働きやすい環境をつくるというねらいがあります。本社工場に5名、つくば工場に12名のこどもたちがやってきました。

目次

会社と製品を知る

まずは会社のことを知ってもらうために、当社の説明と製品の紹介をしました。

当社を代表する製品、針付縫合糸を日常生活で目にすることはなかなかありません。
せっかくの機会なので、いろいろな種類の針と糸を用意。糸の太さや針の大きさ・弯曲を見比べてもらいました。

糸の太さを比較中
当社の「世界最小の針」を観察中

実際に触ってもらうと、針が硬い」「曲がっているという感想や、形が「釣り針みたい」という声も。
本社工場では、ORIHIMEやPICOCLAMPなど、針付縫合糸以外の製品も触ってもらいました。

つくば工場のショーケース

いざ工場見学!

次は、メインイベントの工場内の見学。お父さん、お母さんの職場を見に行きます。

針を製造している現場や、機械を製造している部屋、そしてクリーンルームを外から見学。

針製造機で製造したばかりの針を観察
クリーンルームを外から見学

そして、いよいよクリーンルームの中へ!

こどもたちは白いクリーンスーツに着替え、クリーンルームの入口にあるエアシャワーに入ります。ここでは、ほこりを吹き飛ばすために、狭い部屋の壁から強風が吹きつけるのですが、これがこどもたちに大人気!

クリーンルーム内では、針と糸を合わせる工程であるカシメ、検査、組立などの工程を見学しました。

縫合体験

製造の現場を見た後は、縫合体験で実際に製品を使ってみます。
切れ込みを入れたスポンジを傷口に見立て、実際の縫合のように、持針器で針を持ち、縫っていきます。
最初は苦戦するこどもも、二針目からは、どんどん手際が良くなっていきました。

縫いすすめ、完璧に切れ目をふさぐ子や、糸結びにはまって糸を結び続けた結果、スポンジに結び目が連なりミサンガができている子も。思い思いに楽しんでいました。

さいごに

見学の最後には、こどもたちにアンケートに答えてもらいました。
アンケートでは、もっとやってみたいことに縫合体験結紮」などの小学校では習わない、難しい漢字が。配布した資料から、漢字を写しながら書いてくれたようです。そして「パパが想像とちがう所ではたらいていた」「来年も行きたいです」といった感想もありました。

つくば工場では、工場見学 復習クイズ大会がありました。
こどもたちは積極的に手を挙げ、毎問正答が! 半日で学んだことをちゃんと覚えているこどもたちの吸収力に驚きを覚えました。

今回の工場見学が、記憶に残る夏休みの思い出になれば嬉しいです。

「問題:世界最小の針の太さは?」
工場見学で「一番おもしろかったこと」について発表してもらいました!
こどもたちは最後まで元気いっぱい!

工場見学の実施に携わった私もこのイベントを通して、こどもたちならではの気づきや視点を知ることができました。広報として当社のこと、当社の製品を社内・社外に発信する際に、今回の経験を生かせたらと思います。

参加していただいたみなさま、ありがとうございました!

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