医療機器メーカーの3daysインターンシップ ―開催レポート―

こんにちは。コーポレートコミュニケーション部の玉田です。
まだまだ暑い日が続いていますね。
今日は、大学3年生を対象として8月に開催した3日間のインターンシップについて紹介します!

目次

事務系&技術系のインターンシップを開催

河野製作所ではここ数年、技術系の学生を対象としたインターンシップを開催していましたが、今回は初めて事務系も同時開催。御茶ノ水のオフィス(事務系)とつくば工場(技術系)に分かれて実施されたので、zoomで繋ぎながら会社の紹介やドクターとの開発会議を行いました。

事務系インターンシップのスケジュール
1日目 会社紹介、クリニカルサポート部による医療基礎知識講座・縫合体験
2日目 営業同行
3日目 冠動脈吻合(ふんごう)体験、ドクターとの開発会議

技術系インターンシップのスケジュール
1日目 会社紹介、製造体験(グループ1)、生産技術課研修(グループ2)
2日目 工場見学、クリニカルサポート部による医療基礎知識講座・縫合体験
3日目 製造体験(グループ2)、生産技術課研修(グループ1)、ドクターとの開発会議

特徴① クリニカルサポート部による医療基礎知識講座・縫合体験

医療機器メーカーのインターンシップとして、元手術室看護師(通称:オペ看)の社員が講師となり、手術や縫合糸について基礎講座を行いました。今回、医療業界に興味がある方も多くいらっしゃいましたが、文系・技術系を専攻されている学生の皆さんに、医療現場の世界を少し体感していただける時間になったのではないでしょうか。

普段医療用の縫合糸を目にすることはあまりないと思うので、実際の手術と同じように縫合する体験は少し難しかったかもしれません。
インターンシップ初日の午前中はまだ緊張の面持ちもあった皆さんですが、縫合体験が始まると実際の手術器具を手に取って盛り上がっている様子でした!

鶏肉や、実際に心臓血管外科で使う糸を使って縫う練習をしました

特徴② 生産技術課研修

当社の特徴として製品づくりだけでなく、製品を作るための機械も社内で開発しており、それを担っているのが生産技術課です。

生産技術課研修では、自動製造装置を開発する流れの説明を受けてから、実際に作られた機械のプログラムを見ていただき、製造現場での自動機開発イメージをより具体的に持っていただけたのではないかと思います。今回は時間とスペースの都合で開発体験まではできませんでしたが、次回以降は工作機械を用いた体験なども行いたいと考えています・・!

特徴③ ドクターとの開発会議

実際の医療現場で本当に必要とされる製品を作るため、当社では医療従事者との共同開発を行っています。インターンシップ3日目は、試作品を実際にドクターに使っていただいて、評価いただくところを見学しました。
参加者からは、「どのような形で医師との話し合いが展開されてゆくのかを、実際に会議に参加することで、パンフレットや誰かの体験記を読むより確実に正確に理解することができた」との感想がありました。

参加者の声

今回参加していただいた学生にアンケートを実施して、このような感想をいただきました。

•事業内容や現場の雰囲気などがそれぞれのプログラムを通してよく分かりました。
•ホームページを見るだけでは知ることの出来ない雰囲気や実際の工場を見ることが出来て良かったです。
普段は絶対に見られない事や体験できないことを経験できました
•貴社で1から機械を作っているなど強みを知れたことが良かったです。また、実際の手術をどのように行なっているのか知らなかったので、意見を視聴することができて良い経験になりました。最後に、楽しそうな社風を感じることができたことが良かったと思います。
•製造研修や縫合体験など実際に目で見て触れることで河野製作所でのお客さまの要望に応えるものづくりの考え方を実感できました

来年の開催に向けて

今年は事務系2名、技術系は8名とたくさんの方にご参加いただきました。初めての試みとなるプログラムも多かったので社員にとっても手探りな部分がありましたが、皆さんからのフィードバックをもとにブラッシュアップし、さらに良いインターンシップにしていきたいと思います。

ぜひ来年もご参加お待ちしています!

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