中小企業優秀新技術・新製品賞を受賞しました

先日は多くの方に「ノゾキミ企業参観!」で当社の紹介をご覧いただき、誠にありがとうございました。
放送時間が長いTV出演は今から15年以上も前の「ザ・プロフェッショナル」以来で、
様々なシーンで撮影が行われたため各部署の協力のもと、総力を挙げて取り組みました。

おかげさまで、製品の製造方法や社内の雰囲気、独自の取り組み、企業理念などいろいろな部分をぎゅっと凝縮して知っていただけたのではないかと思います。

番組でも紹介していただいたとおり、当社は多品種少量生産を行っています。
毎日100種類ほどの異なる少量オーダーに柔軟に対応すべく加工方法や組立て方法を変えるとなると、
やはり機械よりもヒトの方がスピーディでミスなくできる部分もあり、熟練社員の皆さんに支えられている製造工程が多々あります。

一方で、生産性と品質を向上させるため、できるだけ機械化を進める取組みも従来から行っているのが当社の特長の一つでもあります。
機械化を外注で進めるのではなく社内のエンジニアが担い、様々な製造工程の機械をゼロから作っているのです。

世界オンリーワンの製品はこうしたオリジナル製造装置によってできているんだなと、
工場にお越しいただいた方には感動していただくことが多いのですが
なかなか社外への発信ができておらず…

製品だけでなく製造装置の技術力もPRしたい!と思って応募したのが
タイトルの「中小企業優秀新技術新製品賞」。

過去の受賞作品を見ると、商品として販売されている製品の受賞が多かったため、
社内の製造装置で賞を取ることなどできるのだろうか、
という不安もありましたが、

見事、実地調査なども経て奨励賞を受賞することができました!!!

代表の代理で取締役が受取らせていただきました

今回受賞した装置は材料を自動で供給して加工するドリル機としての初号機だったので、
サイズの異なる部材をいつも決まった位置に供給できるシステムの開発に力を入れたことが
開発のポイントの一つだったそうなのですが、
おそらく評価された点の一つであった、高強度ステンレス鋼への穴あけ技術は
ずっと前から受け継がれてきた当社のドリル加工技術が活かされたところでした。

これからはさらに、AIやIoT、小型ロボット等の技術を活用したものづくりが世界中で進んでいくのだろうと予測されますが、
日本のものづくり企業が昔から持っている技術と融合することで質の高いものがたくさんできるようになったら素晴らしいなと思います。

次は最優秀賞を目指して頑張ります!

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