こんにちは!コーポレートコミュニケーション部の森です。
8月17日から3日間に渡り開催されたWSRM2023に行ってまいりました。今回の開催地はシンガポール。私はシンガポールに行くのが初めてで渡航前は不安でいっぱいだったのですが、いざ訪れるととても素晴らしいところで、すっかり魅了されてしまいました。今回はそんな私の初シンガポールのことについてお話させてください。
WSRM2023とは?
WSRM2023とは、世界中からmicrosurgeonが集う、マイクロサージャリーにとって最も重要な学会のひとつです。毎年夏頃に開催されており、今年の開催地はシンガポールでした。WSRM2023ではドクターの発表だけでなく、熟練のmicrosurgeonから直接その技術を学ぶことのできるSewing with the Mastersや縫合の腕を競う縫合大会など、魅力的なイベントも目白押しなのです。私は初参加だったのですが、まるでお祭りのような賑やかなその雰囲気に、「学会」というもののイメージを覆されてしまいました。開催期間の様子は当社公式サイト等にてご紹介しておりますので、是非ご覧下さい!
★当日の様子はこちらからご覧いただけます★
私の初シンガポールのこと
さて、今回のシンガポール出張はもちろんお仕事なのであまり観光といった観光はできなかったのですが、それでも初シンガポールということもあり、頑張って隙間時間を縫っていくつかの観光スポットを巡ってきました。写真もたくさん撮ったので、この場で皆さんにご紹介したいと思います。
クラーク・キー
私たちが宿泊したホテルは、川沿いにありました。聞いてみると、その川は「シンガポール川」というシンガポールを代表する川で、ずっと下っていくと、なんとあの有名なマーライオンにたどり着くとのこと!その話にとてもわくわくした私は、夕食後に歩いて行ってみることにしました。

少し歩くと、とても華やかな景色が見えてきました。とても綺麗にライトアップされた街並み、船の行きかう川、川沿いで思い思いに過ごす人たち。「なんだここは!」と驚き調べてみると、そこは「クラーク・キー」という観光スポットでした。クラーク・キーは、かつてシンガポール川を行き来する船の係留地だった場所で、倉庫街として栄えていたとのこと。商業の中心が移ったことで一度は廃れてしまったのですが、再開発によって生まれ変わり、今は国内有数の観光スポットとなっているそうです。
クラーク・キーにはたくさんのお店が連なっていて、どこもすごく賑わっていました。わたしは一人でお店に入る勇気がなくて断念したので、いつか友達を引き連れてリベンジしたいと思います。

マーライオン公園
「とにかく川をくだればいい」という言葉を信じて歩き続け、30分ほどでようやくマーライオン公園に到着しました。思ったよりも時間がかかって途中不安になりましたが、無事たどり着くことができて一安心。実は私、マーライオンの見た目が好きなのです。いつか実物を見てみたいと思っていたので、見られて大満足でした。

突然ですが、皆さん、マーライオンの由来は理由はご存じでしょうか。マーライオン(Merlion)という名は、マーメイド(Mermaid)とライオン(Lion)を組み合わせた英語の造語なのです。なぜライオンと魚なのか?というと、これはシンガポールの起源と大きく関係しているそうです。気になったそこのあなた、是非調べてみてください。

エメラルドヒル
シンガポール最終日、仕事終わりに向かったお買い物エリアで、偶然美しいプラナカン建築と出会いました。

プラナカン建築とは、中国やマレーの文化とヨーロッパの文化がミックスされた建築様式で、東西交易の要であったシンガポールやマレー半島ならではの歴史的なものです。プラナカン建築はとってもカラフルで可愛いものばかり。建物の外観はパステルカラーで彩られていました。建物の正面や窓も一軒一軒凝っていて、花模様などの素敵なレリーフが埋め込まれてるものもありました。

調べてみると、ここは「エメラルドヒル」と呼ばれる、気軽にプラナカン建築を楽しめる遊歩道でした。お買い物エリアにあるため非常に行きやすく、カトン地区(プラナカン建築の名所)に行くのはちょっと遠い・・・という観光客に打ってつけだそう。私もカトン地区に行く時間はなかったので、エメラルドヒルでシンガポールの歴史に触れることができたのはとても幸運でした。

いかがでしたでしょうか?個人的に一番感動したのは、やはりマーライオンを見られたことでした。なんとシンガポールにはマーライオンが全部で6体いるそうなので、いつかまたシンガポールを訪れて、是非全部見て回りたいと思います!