交流授業レポート ー鎌ケ谷市立第三中学校ー

こんにちは!コーポレートコミュニケーション部の森です。

千葉県内の中学校で実施されている交流授業についてお届けしている交流授業レポートシリーズ、第2弾です!

今回は、鎌ケ谷市立第三中学校で行った交流授業の様子について、お伝えしようと思います。

目次

自己紹介・会社紹介

今回ワークショップを担当するのは、技術職のNさん。

Nさんは製造の自動化を担う部署で活躍している、当社期待の若手女性社員です。

Nさんの仕事場にて。試作中の機械や部品などがたくさん置いてある、わくわくする職場です

彼女は学生時代から技術職を志していたとのこと。自己紹介ではそのきっかけについても話してくれました。

見事に夢を叶えたNさんの話に、生徒の皆さん(と私も)興味津々です。

その後、私から会社についてご紹介。製品のことや歴史について触れながら、

「一人でも多くの患者さんを救うために、必要としている人が少ない分野に力を注ぐ」

という当社の考え方についてお伝えしました。

ワークショップ -ものづくりの自動化を学ぼう!-

自己紹介・会社紹介が終わり、いよいよワークショップスタートです!

今回私たちが用意したのは、ものづくりの自動化を学べるワークショップ。

当社では、職人さんの技術を途絶えさせないようにするために、ものづくり(生産)の自動化を進めています。実際に携わっているNさんならではの思いのこもった内容に、生徒の皆さんも引き込まれている様子でした。

Nさんの説明に、皆さん真剣に耳を傾けています!

せっかくなので、中身を少しだけご紹介。

自動化にあたっては、ゴールの状態を考えてその形状にするにはどうしたらよいか、ということを考えます。その思考を体験してもらうために、加工前と加工後それぞれの針を配って違いを探してもらったり、適した加工方法は何があるかを考えてもらったりしました。

焼きなまし加工によって、針がどれくらい柔らかくなるかを実際に体験する場面も。その硬さの違いに驚く皆さんの様子に、私たちは思わずにんまり。

まとめ -人に必要とされ、喜びを与えるためには-

『職業の魅力を探る』~人に必要とされ、喜びを与えるためには~

これが、今回の交流授業にあたって中学校から示されたテーマでした。

ワークショップのまとめとして、Nさんから生徒の皆さんにお伝えしたのは、働くうえで一番大切にしていることはコミュニケーションだということ。

Nさんは自動化に携わっている唯一かつ初の女性です。実際に機械を使う工場勤務の方は女性が多いため、女性目線に立った機械づくりなど、社内でもとても期待されている存在。

そんなNさんだからこそ、現場に必要とされる存在になるべくコミュニケーションの取り方には人一倍気を配っています。

仕事は「要望に沿った機械をつくる→信頼を得る→必要とされる」の繰り返し。この繰り返しが、お医者さん、ひいては患者さんに喜んでもらえるための装置を作ることに繋がっていくところに、やりがいを感じているということ。そしてそのためには、何よりも日々のコミュニケーションが大切だということを、教えてくれました。

最後に生徒の皆さんへ、「今はいろんな経験をしてたくさんの人と出会い、コミュニケーションを学んでほしい」ということをお伝えして、ワークショップは終了。

生徒の皆さんがまじめに取り組んでくださったおかげで、仕事のこと、そして働くことについて、しっかりとメッセージをお伝えすることができました。

皆さん一生懸命取り組んでくださいました!

生徒の方よりメッセージ

最後に生徒の方より、交流授業の感想を頂くことができました。

ワークショップも楽しく取り組んでくださったようで、私たちもほっと一安心。

頂いた感想のなかで特に印象的だったのは、「『一人でも必要とする人のために行動する』ということは、医療だけでなく色々なところで生かせる良い考え方だと思いました」というお言葉。

当社の考え方、働く原点としている想いに心を留めて頂けたことを、とても嬉しく思いました。

鎌ケ谷市立第三中学校の皆様、今回は貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました。

2022年度の交流授業レポートはこちらから

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