交流授業レポート ー鎌ケ谷第四中学校ー

こんにちは!コーポレートコミュニケーション部の森です。

千葉県内の中学校で実施されている交流授業についてお届けしている交流授業レポートシリーズ、第5弾。いよいよ最終回です!

今回は、鎌ケ谷第四中学校で行った交流授業の様子について、お伝えしようと思います。

目次

自己紹介と会社紹介

今回ワークショップを担当するのは、技術職のUさん。

Uさんはものを組み立てるのが好きだったことから高専に進学し、現在に至るまでずっとものづくりに携わっている、まさにものづくりのエキスパート。若手ながら周りからとても頼りにされている、当社期待の社員です。「せっかく作るのであればやりがいのある、人の命を救えるような製品の装置を作りたい」と考え当社に入社したとのことで、今は工場内の設備や装置製作に携わっています。

そして、サポートとして当社の若手社員3名と、私も参加させて頂きました!

会社説明では、当社のことを簡単にご説明。当社の特色や、その土壌となっている「一人でも多くの患者さんを救うために、必要としている人が少ない分野に力を注ぐ」という理念についてご説明しました。

ワークショップ -装置作りの開発プロセスを考える-

自己紹介・会社説明のあとは、いよいよこちらが用意したワークショップ。

ワークショップのテーマは『装置作りの開発プロセスを考える』。グルーブにわかれ、Uさんが携わっている装置作りの考え方を体験してもらおう、という内容です。

今回は当社の製品である「針付き手術用縫合糸」を作れる機械を考えてみようということで、まずは針の観察を行います。次に観察した形にするための工程について検討。最後にその工程を行うための機能をもった装置を考え、イラストにしてもらいました。

なかなかに難しい内容のためうまく進められるかとても不安だったのですが、生徒の皆さんとても優秀で、こちらの心配をよそに様々なアイデアを出し合いながらワークを進めてくださいました。中にはこちらが想定していた方法とは違うアイデアもあり、思わず「なるほど、、、」と唸る場面も。

皆さん色々なアイデアを出し合いながら取り組んでくださいました!

皆さんに考えて頂いた後は、今回考えてもらった装置の一例として実際にUさんが作った装置をお見せしました。時間の関係上触ってもらうことは叶わなかったのですが、自分たちが今考えたことが形になるとどんなものになるのか、ということを感じて頂けたのではないかと思います。

質疑応答とまとめ

グループワークの後は質疑応答の時間ということで、生徒の皆さんからたくさんの質問をいただきました。働く人に注目してくださった質問、会社のことに対する質問などがあり、様々な角度から当社に興味を持って下さったことをとても嬉しく思いました。

交流授業の締めくくりとして生徒の方からいただいた感想の中に、当社の特色である世界最小の針のお話が印象的だった、というものがありました。どうしてその針を作ったのか、という会社の想いとともにお話しした内容がしっかり伝わったことがわかり、これからどのような進路に進むかを考えるにあたって、会社や製品のことだけではなく、働く上でどのように社会に貢献していきたいか、というところの大切さもお伝えできたワークショップになったのではないかと思います。

鎌ケ谷第四中学校の皆様、今回は貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました。

2022年度の交流授業レポートはこちらから

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